みんなを招待さあ、ショータイム

液体洗剤を詰め替えようとして、本体のふた（絶対開かないようになっている）を開けたくて一晩こねくり回していたゆうきです。こんばんは。
「洗剤　本体　開かない」とかでググったりしました。マヌケめ！！！

要するに詰め替え用を使うのが初めてだったというわけです。
「ここは開きません」って書いてあったし。


さて、雨が降るとあの子のことを何度も思い出してしまうわけですが、
2月20日の雨に降られて、傘を人にあげちゃって自分は濡れて帰ったら確実に風邪を引くよな、
寒すぎるもんな、と思った2月11日の雨でした。
それでも3日後の一流大学の試験に合格するんだから、赤城は本当は頭がいいんじゃないかと思います。

これで風邪ひいて体調めちゃくちゃ悪くて、本当ならば主席入学くらいの実力があるのに入学式の新入生代表は氷上くんがやることになったんだよ、なんていうエピソードも面白そうですが、
悪いけど私は赤城をそこまで評価していないので（何様）普通に受けても赤城が主席入学はあり得ないんじゃないかな。

なんというか、そこまでの優等生じゃないと思うんだ。
トップクラスではあるけれど、常に10位以内、とか。クラスで5番、とかそういう微妙なトップ集団で、
でも1位を目指しているわけでもないからそれはそれでいいか。と思っている、みたいな感じだと思っています。

どうかな。やっぱり赤城は優等生で女の子にもモテる、「はば学の王子様」のほうがいいかな？


……あれだね、私は妄想の指定が細かすぎてすでにキモいね、分かってたけどね。


さて、続きは昨日までの続きです。
ありがたいことに拍手もぽちぽちいただけてるので（コレに対してかどうかは分からないんだけどね）
思い切って続けちゃいます。ありがとうございます。

（隠しごとをしてるよね　4）



見られてたとは。
しかも、声が聞こえる位置。
うかつだったとしか言いようがない。僕も雪も、あまり友達が多い方ではないから、そうそう知っている人に見られたりする心配はないだろうと高をくくっていたのが裏目に出たな。

（それにしても）

雪が泣いている理由はだいたい分かる。
彼女は実は僕の前ではよく泣くのだけれど、泣くといつもなにも言葉がでなくなる。
ひくひくとしゃくりあげる合間に、「あのね」とか「だって」とか、言葉にならないことを言うだけで、あとはひきつったように声を詰まらせるだけで。

だから、そういうときに僕は彼女が何が原因で泣いているのか考える。
そして、それを全部言いあててあげるんだ。
言葉なんかなくたって、雪のこと、分かってるんだよって、思い知らせてやるんだ。
そして、それができるのは僕だけなんだって、雪にはずっとそう思われていたい。

「僕が、浮気でもしようとしたと思ってる？」
「……」
「その原因が、雪は小春ちゃんよりも可愛くないから、って？」
「…………」

答えないけれど、胸に抱いているウサギのことをぎゅうぎゅう抱きしめながら、泣いている顔を見られないように押し付けている仕草で、当たりなんだなぁ、って分かる。

そんな風に、泣き声も我慢したら辛いだろうにね。

意地っ張りな雪が、いつもいつも人前では泣かないように、ってがんばってるのを僕は知ってる。
だから、僕の前でだけは泣いてもいいんだよ、って。
いつだったか、そう言ってやったことがあった。「泣かないもん」って、その時は怒られたけどね。

「ふっ、えぇっ……っく……」
「我慢しないで、泣けばいいのに」
「やっ……！」

ずっと彼女が抱きしめているウサギのぬいぐるみの代わりに、僕が涙を受け止めて吸収してやろうと思ったのにやっぱり振り払われた。
……さて、どうやって説明しようか。

泣き顔だって最高にかわいい、はやとちりさんの僕の彼女には。

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はいはいごちそうさまごちそうさま。

昨日書いたように雪ちゃんは自分の普通さがコンプレックスですが、赤城はべつに雪ちゃんの顔で好きになったわけではないので（きっかけは笑顔だけどね）そんなことは全く気にしていません。
面食いじゃないしね。