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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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無力な者を無に還してもまさに無意味か

最近赤城の妄想をしてなかったので、赤城妄想でも。

時間が足りないなあ、と本格的に思います。
睡眠時間が3時間くらいで平気で活動できるようになりたいものです。そうしたら、もっと時間が使えるのにな!







「あれっ」
「どうしたの?」
「あのね、ここのところ、壊れちゃったみたい……」
「ホント? 見せてごらん」
「壊れちゃったよ。あーあ、買い換えるしかないのかなあ。それとも業者さんかなあ」

 わたしはぶつぶつ言いながら、どこかにしまいこんである説明書を探しに部屋に戻った。
 一雪くんはなにやら難しい顔をして壊れた箇所を覗き込んでるけど。わかるのかなあ。

 ほら、こういっちゃ悪いけど一雪くんって割と頭脳派じゃない? だからこう、体を動かしたり技術的なことって苦手なのかなー、なんて勝手に思ってるんだけど……。

 クローゼットの奥のほうから説明書の束を取り出していると、一雪くんから声をかけられる。

「ねえ、ドライバーどこかにしまってあったでしょ。あれ取って」
「ドライバー? そんなのどこにあったかなあ」

 クローゼットの説明書の束よりも奥のほうからようやくのことでドライバーのセットを見つけた。こんなのあったんだ。

「はい」
「ありがと。 たぶんね、ここをこうして……」

 うわー、一雪くん、なんかすごい体勢なんだけど。大丈夫かなあ。わたしは彼が作業してる手元が見えないからなんとも言えない。

「ねえ、変な風にいじってむしろ壊さないでよ?」
「失礼な。君は僕を信用してないんだな。これで僕が直したらどうしてくれようか」
「褒めてあげる」
「それだけじゃあなあ。……よっと。こんなもんでどう?」

 って、得意げな顔してわたしを見下ろす。
 うそー。あんなちょっといじっただけなのに、ちゃんと直ってる。

「直ってる……」
「だろ。ほら、約束だよね。褒めて褒めて」

 ……けど、なんか恩着せがましいから、褒めてなんかあげないんだから。







**

詳しいことは聞かないで下さい。あのね、男の人に惚れちゃう仕草とかってあるじゃないですか。
なんていうか日曜大工的な、ちょっとしたものをなんかちょちょいと直しちゃうところ。
そんなところに「男らしさ」を感じてしまうおかしな感覚のわたしなのです。

ニ○リで買った組み立て式のテレビ台の扉のたてつけを直してくれた父は久しぶりにかっこよかったのです(笑)



 
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