恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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ヤツは必ずその斜め上を行く
わーい、拍手ありがとうございます!
現在GS3は琉夏親友、玉緒先輩本命プレイ中です。
デレデレにデレている玉緒先輩がほっといてもデートに誘いまくってくれます、まるで「あと半年で僕は卒業しちゃうから、その前に思い出づくりを!」とか言っているみたいな感じです。
そんでもって、やけにデートに遅刻してくるのはなんでなんだぜ。おかげで3連続でキャッチとナンパに引っかかったなんてレアな経験しちゃったじゃないか。
意外と玉緒先輩は時間にルーズ。これ、覚えておいてね!
親友のルカルカはとても可愛いです。
あのこ、普通に「可愛い」とか言ってくれるから嬉しいですよね。恋愛相談は……相談になってるのか? と思うこともしばしばだけど。
二人ともキュート&ナチュラル好きなのに、なぜか買った服がシックになることが多いので好み教育中です。
玉緒さんがなんて言ってくれるのか、楽しみだな。
さて。続きは昨日の続き? というか違うシーンです。
基本的に続けるつもりはなくて、書きたいいろんなシーンを書いていくつもり。
現在GS3は琉夏親友、玉緒先輩本命プレイ中です。
デレデレにデレている玉緒先輩がほっといてもデートに誘いまくってくれます、まるで「あと半年で僕は卒業しちゃうから、その前に思い出づくりを!」とか言っているみたいな感じです。
そんでもって、やけにデートに遅刻してくるのはなんでなんだぜ。おかげで3連続でキャッチとナンパに引っかかったなんてレアな経験しちゃったじゃないか。
意外と玉緒先輩は時間にルーズ。これ、覚えておいてね!
親友のルカルカはとても可愛いです。
あのこ、普通に「可愛い」とか言ってくれるから嬉しいですよね。恋愛相談は……相談になってるのか? と思うこともしばしばだけど。
二人ともキュート&ナチュラル好きなのに、なぜか買った服がシックになることが多いので好み教育中です。
玉緒さんがなんて言ってくれるのか、楽しみだな。
さて。続きは昨日の続き? というか違うシーンです。
基本的に続けるつもりはなくて、書きたいいろんなシーンを書いていくつもり。
(翔一と華奈) 2回目
前を歩く翔ちゃんの後を追いかける。
やっぱり、華奈が一人でなんにもできない子だから怒ってるのかなあ。面倒くさいって思ってるかなあ。
うーん、でも翔ちゃんはいつも無口で、あんまりお話してくれないし、いつも怒ってるみたいに見えるからなぁ、分かんない。
「翔ちゃん、ねぇ」
「なんだよ」
ううぅ、やっぱり怒ってる。
でも、いつもこんな感じだし、怒ってないのかも? やっぱり怒ってる? わかんない。
背が高い翔ちゃんの顔はここからじゃあ、よく見えない。
「あのさぁ、明日なんだけど」
「おう」
「あのね、新しいお洋服買いに行きたいの」
「行けば」
「じゃなくって。……あのね、えぇと
「金なら貸さねえぞ」
「そうじゃなくって……えぇと、一緒に……」
「行かねえ」
「えぇ~。意地悪言わないでよ~」
「意地悪じゃなくって、一人で行け、そんなの」
「だって……」
口ごもると同時に足も止まってしまった。
翔ちゃんはわたしに気がつかないようでどんどん先に行ってしまう。
わたしは、一人でなにもできない。
バスに乗るのも怖いし、電車も乗れない。お買い物したくたって一人でお店に入れないし、お腹すいてもお店に入れない。
鈍くさいせいで友達もあんまりいないし……。去年まではお姉ちゃんが一緒に行ってくれたけど、大学生になって今は忙しいみたいで、あんまり付き合ってくれなくなった。
きっと、翔ちゃんも面倒くさいって思っているんだろうな。華奈の家の近くに引っ越してきて、嫌だなって思っているかもしれない。前に住んでいたところに戻りたいって思ってたら、悲しいな。
本当はわたしだって、ちゃんとしたい。ひとりで学校にも行きたいし、お買物だって一人で行ける子になりたいよ。翔ちゃんに迷惑かけない子になりたいもん。
でも……でもさぁ。
うるうるっとしてきてしまう。ああ、ダメだ、泣いちゃ。って思うのに、止まらない。
「あぁもう、うるせーなお前は」
「ふぇぇ、翔ちゃん」
「うるせーうるせー。さっさと歩けよ」
いつの間にか戻ってきてくれた翔ちゃんが、わたしの手をつかんだ。
あっ、違う。手じゃない、カバンだ。
あっと思う間もなくカバンはわたしの手から離れて行ってしまう。翔ちゃんが、わたしのカバンを持ったままずんずん歩いていく。
「ほら、行くぞ」
「待って」
「待たねぇ。早く来い」
「まってよ」
慌てて追いかける。
翔ちゃんは怒っているのかそうじゃないのか分からない、いつもと同じ顔をしていた。わたしが自分のカバンを持とうと引っ張っても全然離してくれなかった。
「自分で持つよ」
「そしたらまた止まるだろ。早く帰りてぇんだよ、俺は」
「あぁん、ごめんなさい……」
「たく。謝るくらいだったら最初からさっさと歩けよな」
「あぅぅ……。でも」
「……で、何時」
「えっ?」
「明日だよ、どっか行くんだろ」
ぱちぱちとわたしは何回か瞬きをした。その間に、翔ちゃんの今の言葉がじんわりと頭の中にしみこんでいく。
たっぷり時間をかけて、なんとか理解できた……気がする。やっぱりわたしって、頭が弱い子なのかもしれない。
翔ちゃんの手が伸びて来て、わたしの髪に触れた。
「葉っぱ、ついてた」
「……ありがとう」
付き合ってないらしいよ!!
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