恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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ときレスと赤城
ときめきレストラン、まだまだあそんでます。
楽しいですね、GSと違ってアイドル達みんな主人公にメロメロですけど、主人公の態度があいまいなままなので結局恋は進展しないまま。
誰か一人とラブラブになってみたい気持ちもあるけれど、そうすると他の5人のシナリオを見ることができなくなっちゃうしもどかしいところです。
続きに、レストランに食事に来た赤城のお話を落書き程度に。
楽しいですね、GSと違ってアイドル達みんな主人公にメロメロですけど、主人公の態度があいまいなままなので結局恋は進展しないまま。
誰か一人とラブラブになってみたい気持ちもあるけれど、そうすると他の5人のシナリオを見ることができなくなっちゃうしもどかしいところです。
続きに、レストランに食事に来た赤城のお話を落書き程度に。
(彼女には通じない気持ち)
「赤城くん、なに見てるの?」
「あれ」
彼が(お行儀が悪く)顎でさした先には、このレストランの店員さんの女性と、お客さんの男性が仲よさそうに話をしているところだった。
「人のこと、じろじろ見るのはお行儀悪いよ。それと、人のことを顎で指すのも」
「はいはい」
「で、なんであの人たちのこと見てるの?」
「いや、最初はなんとなくだったんだけど、おもしろいなって」
「なにが?」
赤城くんが簡潔に説明してくれたところによると、あのお客さんの男性はたぶん店員さんの女性のことが好きなんだそうで、彼は彼なりに、お店の中でできる範囲で一生懸命アタックしているにもかかわらず店員さんは全くその様子に気づくことなく天然の笑顔でスルーし続けているんだそうだ。
「よく分かるね、そんなの」
「見てればすぐ分かるよ。ほら」
店員さんが食事をテーブルの上に置いて、「ごゆっくりどうそ」と言って去っていく後ろ姿を、彼は名残惜しそうに見つめ続けていた。
「本当だ」
「だろ。男にあんな顔させて、全然気づかない彼女はある意味すごいね」
「うん、そうかも」
わたしがうなづくと、赤城くんはようやく顔をこちらに向けてでもさ、と楽しそうな顔で続けた。
「君も、そうだったんだろ?」
「えっ、わたし?」
「目に浮かぶなあ、その気があるように見せておいて、大事な言葉を聞いてなかったり、笑ってスルーしたりする姿」
「わたし、そんなことしてないよ……」
「本人に自覚がないのがなお悪い。あー、僕、はば学に行っていて良かったと初めて思えたかも」
赤城くんはいつもの意地悪そうな顔をみせて、最後にこう付け足した。
「同じ学校に通っていたら、君にアピールしていてもなぜか全く通じなかったような気がする。離れていて良かったよ」
そんなことない、と何度も言ったのだけれど、赤城くんは「見てきたように想像できる」と言って全く取り合ってくれなかった。
だって、あの時は赤城くんのことしか見えていなかったんだから、他の男の子のことなんて考えられるわけないじゃない、なんてこと、意地悪な赤城くんには絶対に言ってあげない。
……それにしても、さっきのお客さんの男性、どこかで見たことあるような気がするんだけど、誰だったかなあ。
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