負け犬の遠吠え

やふーニュースはいろいろとネタを提供してくれますね！
今日はこれに反応したのでちょっと妄想してみた。

「ブーケトスは人権侵害だ」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090525-00000002-aera-soci

あはははは。わかるわかる。
たしかに式なんか呼ばれた時あの場に呼び出されるとなんか急に冷めるというか。それでどうすんだよ、という気持ちになるというか。
まあ、わたしの場合今まで式自体1回しか出たことがないからいいけど。呼んでくれるような友達いないし。呼んでくれそうな友達は結婚しないし(笑)

けどこのコラム、途中まで面白かったのに最後の主張はいらなかったんじゃないか？　これが主題なのかな？
面白話で済ますわけにはいかなかったんだろうかね。
この著者さんはお母さんが亡くなったとのことで、最後のあたり大分ひどいことを周りから言われたようですね。こんなこと言う人、信じられない。いまだに「それさえすれば女は幸せなんだ」とかいう思い込みをしてる人って多いんだろうね。そんでしたらしたで今度は「まだ？」とか言うくせに。

（↑の文はいろいろと書くべき単語を書かずにごまかしました。すいません推測していただけると助かります）


まあ、そんなことはさておき、無責任にときメモに変換して萌え萌えしたいと思います。

赤城です。赤城の彼女がブーケトスを受け取ってしまった場合、赤城はなんか恥ずかしいことでも言うんじゃないかなぁ、と。というかその場に居合わせたら、絶対すごいニヤニヤしてそう。
「神様もそう言ってるし、そろそろ結婚しようよ、ね？」とかすごいこじつけて結婚を迫ってきそう。
「人の結婚式場でとか、ムードないからいやぁ！」ってデイジーはじたばたしてそう。

というわけで。




「迷惑なブーケトス」





　ぶわって風が強く吹いて。
　彼女が投げた一抱えのブーケは私の手の中に。

（…………、困るっ！）

　彼女は大事な友達で、結婚したのはとてもうれしくて心からお祝いしたいと思う。式に呼んでくれたのも嬉しかったし、さっきすごく幸せそうに笑っていたのも本当に心からおめでとうって思えたのに。

（これだけは、絶対ダメだったのに！）

　困惑顔のわたしに気付かないのか、司会者のお姉さんが大きな声で（しかもその声がまたマイクを通じて増幅されるものだからたまらない）「次の幸せが約束された幸運な女性に拍手を～」なんて言って。
　周りから頑張ってねなんてよくわからない声が聞こえて、なぜか拍手に包まれる。
　それでも場の空気を壊したりなんかしたらまずいから、一応微笑んでおく（笑顔がちゃんと作れたかは隣にいた友達の微妙な顔で何となく察した）

　普段なら、きっと嬉しい。結婚式って、幸せを分けてもらうようなものだと思うから。
　けど、今日は式に呼んでくれた新郎新婦をちょっとだけ恨むわ。


（どーして、赤城くんも呼んだのよーーーっ）


＋＋＋


「いや、まさか君が受け取るとはね」

　上着を脱いで、ネクタイを緩めながら赤城くんが言う。わたしは結局持たされた例のブーケと、会場に飾ってあった花を小さな花束にしたもの（出席した女の子全員が持たされた）をとりあえず水を張った洗面台に入れてから、冗談じゃないよと言った。

「すっごく恥ずかしいんだから。みんなに『わたしは独身ですよ』って言い触らしたみたいなものだよ」
「事実独身じゃないか、なにが恥ずかしいんだよ」
「赤城くんには一生分からないことだよ」

　嫌味を言ったつもりだったのに、それは「ふぅん」と流された。
　代わりにワイシャツを脱ぎながら嬉しそうな顔をしている。

「良かったじゃないか。ほら、こういうのって僕らにはピッタリだと思わない？」
「こういうの？」
「運命とか奇跡とかいうやつ。僕らそういうの得意だろ？」

　……わ、分かったから半分脱ぎかけでこっちに迫ってくるの、やめて！
　でもそんな声にならない声は赤城くんに届くわけがなくて。嬉しそうな赤城くんにじりじりと追い詰められて壁の前。

「正直、ご祝儀出し過ぎたかと思ってたけど、あれなら、まあそれだけの価値はあったね」

　だ、だから嫌だったのよ、恥ずかし過ぎて今までなんとかごまかしてきてたのに！
　普通に言ってくれればいいのにどうして赤城くんってこう……。

「おまけに、そろそろいいんじゃないかって、神様からのお墨付きも貰えたことだし、ね？」

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とか、こういうかんじ？　セクハラみたいだな、赤城(笑)
デイジーが結婚を渋ってるのはなんでだろう。ノリで書いてしまいました。