赤城誕2012

毎年毎年こうして誕生日をお祝いできるのは大変幸せなことでありますなあ。

とうとうサイトの更新をしない誕生日が来てしまったので悔やまれるのですが赤城を好きな気持ちは今でも変わらない！朝からツイッターにわけのわからない140字SSを自己満足で書きつづるくらいに！！！

というわけで、今年の誕生日は赤城とデイジーが高校生のときに一番幸せだった日のことを書こうと思います。
もうこの日のことも何度も何度も書いてるんで、同じようなの読んだことあるな……と思われる方もいらっしゃるでしょうが、大丈夫です、書いている自分も同じようなことを思っています。

でもね、幸せな赤城とデイジーを見ているのがとても嬉しいんだ。
赤城くん、お誕生日おめでとう。今年もデイジーと幸せにね！！

（一番幸せだった日）

生徒会の打ち合わせで羽ヶ崎に行くことになるって聞いた時に一番最初に思い浮かべたのが彼女の顔だった。
本当は、僕は言っても行かなくてもよかったのだけど（書記とはいえ、今回の打ち合わせは極簡単なものだったので）、でも僕は何かと理由をつけて羽ヶ崎行きのメンバーの中に名を連ねた。
もしかしたら、僕のことをよく知っている大城あたりは「行かなくてもいいのにわざわざ自分から言い出してまで行くなんて、何かあるに違いない」と感づいているかもしれないけれど、今のところ何も言われないのでそのままにしている。

ともかく、奇跡はまた起こった。
今日のは、今までのに比べたらすこしレベルが下がるかもしれない（なにしろ、彼女があそこに通っていることは確定なのだから）けれど、それでも彼女がもう帰宅してしまっているとか、部活に行っているとか、会えない確率は高かった。
それでも、僕は彼女を見つけたし、彼女も僕を見つけてくれた。

僕の顔を見たとき、最初驚いたような表情をして、そのあと笑ってくれた。
屋上から灯台をみて、この景色が好きなの、と言った時の顔、僕がしどろもどろしながらチケットを見せたとき、「スーパーチャージャー大好きなの！」と言った時の顔、別れ際、「楽しみにしてるね、チケット譲ってくれてありがとう」そう言った時の顔。

僕は彼女の笑顔を見るだけで、本当に幸せな気持ちになれる。
そんな風に思う子に出会ったのは初めてだった。今だって、あの顔を思い出しただけで身体がふわふわ、心がどこかここじゃないところにすっ飛んで行ってしまいそうな気分になるんだ。

雨の日に出会った彼女は、今まで自分でも知らなかった僕のいろんな感情を引き出してくれる、まるで魔法使いのような女の子だ。


今度会うときは、どんな顔を見せてくれるだろう。

机の上、手帳に挟んだスーパーチャージャーのライブチケットを眺めながら、僕は顔が自然とに焼けてしまいそうになるのをこらえるのに苦労した。










誕生日全然関係ないけど。
赤城はいろいろ書きやすいです。おめでとう！