恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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突然にニーナ萌え
ちょっと妄想してたら書けそうだったから!
◆ニーナ
ニーナのバンビはいろいろ細かい設定がありすぎて、 受け入れられなかったらごめんなさい。
・セクシー小悪魔系の似合うナイスバディ
・けど背が低い
・顔はロリ顔。
・1年後半からギプス装着 → 今回はもう外してる設定
「ちょっとアンタ、寒くねーの?」
「……えっ、なにが?」
「その格好!」
小さい背に似合わず大きい胸とか、細い首筋とか、腕とか、白い足とか……なんかもう、いろいろ見えてるし。見えちゃってるし!
……って、そんな露骨なことは言えねーけど? でも、本当は言わなくても気づいてほしい。アンタ、ちょっと前とは比べ物にならないくらいに可愛くなってるんだからさ。よくここまで、何事もなく無事に来られたよな。
きょとん、と首をかしげてオレを見上げる仕草。ねえ、それって犯罪級に可愛いってこと自覚してる?
オレはなるべくその視線を直視しないようにしながら(もしかしたら、目が泳いでたかも、カッコわるー!)着ていた上着を脱いで彼女の肩にかけた。
「あのねえ。まぁ確かに? オレはそういう格好、好きっちゃあ好きだけど。でも今はちょっと、見てる方が寒いかな」
「そ、そうかなあ……わたし、また失敗しちゃった?」
「あ、いや、別にそんな失敗っていうほどのことじゃねーけど!」
「……ホントに?」
「う、うん。大丈夫だから」
勉強もスポーツも、部活もバイトもなにをやらせても失敗ばかりする彼女は、ダメだしされることをなによりも恐れている。
それなのに出会いがしらにいきなり大きな声出すなんてオレのバカ! 彼女が気にして今日のデート、楽しめなかったらどうすんだよ。
涙目でまた俺のことを見上げてくる彼女。オレはその肩をぽん、と軽くたたいた。
「本当に? わたし、おしゃれのこととかよくわからないし……、ヘンな格好してない?」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと可愛いって」
「うぅ……、不安だなぁ。ニーナくんみたいなおしゃれな子の隣にいて、わたしおかしくない?」
「オレのためにおしゃれしてきてくれたんでしょ? だったら、大歓迎だから」
「でも……、これ着てたら、見えないでしょ」
オレが着せてあげたパーカーの上着をちょこんとつまむ彼女。
あー、もう。男はその「ちょこん」に弱いんだ、分かってやってるんだったら相当罪深いぜ、アンタ!
「いいの! 他の男になんか見せなくて! オレが見たから!」
たぶん真っ赤になった顔を見られたくなくて、オレは彼女の手をとってずんずん歩きだした。
「ニーナくん、どこいくの?」
「アンタと一緒なら、どこへでも!」
あは。おわっとけ。
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